いよっっしゃ~
いよいよ スカイダイビング ソロダイビング Aライセンスコース最後のステージ 9 1本目
今回は自分一人でご出勤
心細いよ~
早朝から一人で車運転して
途中 妙に渋滞 いつもこんなに渋滞しないんだけどなぁ
原因は 料金所があるんだけど、どの車もいつもみたいにお金用意してたら値上げされてて、あわててお金用意してだったから渋滞・・・・ 現地まで すげー時間かかった
ETCついてたらこんな心配もないんだろうけどね
今日ドロップゾーンでは自分以外は7人タンデムジャンプのお客さんとの事
さてさて 今日の課題
一人で飛び降りる! 以上
しか~も 今まで12000フィートからだったのに、4000フィートからジャンプ
要は 低いところからジャンプしてすぐ体勢を安定させてパラシュートを開くという事です
スカイダイビングは高いところからより低いところからの方が余裕がなくてドキドキするな
しかも 思いっきり地面近いし
そんで セスナへ乗ってGO!
インストラクターのグレッグはタンデムジャンプのお客さんの相手で同じ機内へ
セスナが離陸したと思ったら
パイロットのシーバス君が 「ジャンプ3分前」
は? まだ滑走路出たばっかじゃん
そう 今回は低いので居眠りする暇もなく ジャンプポイントへ
機内でグレッグに確認
自分 「バーにぶら下がって 手を放すんだよね?」
グレッグ 「頭から飛び込め! 回転するなよ 間にあわなくなるぞ」
自分 「・・・・・・・・・・」 話が違う 手を放すだけだから簡単と聞いていたのに
まぁ ダイブスタートは得意だからいいか ポジティブに考えよう
ドアが開いて 着地地点確認 すぐ真下 ちか!
すぐじゃん 一瞬ひるんで躊躇
そんでもってGo! とりゃ~!!(グレッグとお客さんは12000フィートまで上昇)
空中姿勢 乱れて 回転してしまった やばい
俺って へったぴだな なんて考えながら即修正
すかさず パラシュート オープン
へへ 間に合ったぜ
でも早すぎてつまんね~
上見て パラシュート確認 OK
下見て 着地地点 確認・・・・・・ え? 通り過ぎてる 風下に回ってしまった
変な風に乗って修正不能 マジでやばい
ジャンプの前に 一瞬躊躇したのがいけなかった
どんどん流されていく
完全に着地地点から離れてしまった
もう絶対 通常の着地は出来ないので、覚悟を決めて他の着地地点を探す
下には大きな森 木に引っかかるのだけは嫌だ
横 高圧線が近づいてきた これも嫌だ
後ろ 高速道路が近付いてきた 轢かれたくない
ななめ後方 湖か パラシュート背負ったまま泳げるか!
なんとか 着地できそうな平地発見 自分のテクニックであそこにたどり着けるか??
着地体制へ やば! 有刺鉄線が張り巡らされてる 気がつかなかった あれに引っかかったら痛いぞ
そんで なんとか無事着地 有刺鉄線2m手前 牛と牛の間 5m
よっしゃ~~~~! (誰もいないところで雄たけび)
牛 「ウモォ~~~!!!」
ビビらせてごめんね
おっちゃんも かなりせっぱつまってたからさ
パラシュートを丸めてハイウェーを トボトボ歩く 遠い
戻るにはここから だいぶあるぞ
めんどくせーから ヒッチハイク
誰も止まってくれない
そりゃそうだ 怪しすぎる なんたってこの日自分は派手なオレンジのツナギ
どうみたって 脱獄犯にしか見えない プリズンブレーカーか!!
上空はセスナに乗ったシーバス君がグルグル旋回しながら 俺を捜索中
おーい ここだよ~ 手を振ってるけど見えないらしい
ヒッチハイク待つこと20分
ランクルに乗った おばちゃんが止まってくれた
おばちゃん 「どこの脱獄犯?」 だよね~でも助かったぁ
おばちゃんありがとう 感謝です
ドロップゾーンに戻ると 捜索願い発令中
グレッグ 「パラシュート 一人行方不明 現在捜索中」 なんて言ってる
自分 「ただいま~」
グレッグ 「よかったぁ~ 心配してたんだぞ 身体大丈夫か?」
自分 「心配掛けてごめん 身体は全然大丈夫」
グレッグ 「じゃ 次行くぞ さっきは回転しちゃったけどダメだぞ、でもすぐ修正したからさすがだな」
自分 「・・・・・・・・・・」 失敗はそっちかよ
捜索してくれていたシーバス君操縦のセスナが戻ってきて
自分 「心配掛けてごめん」
シーバス 「俺も失敗だ 方向が逆だった でも無事でよかった」
パイロットのシーバス君 本名はエイドリアン
こんな失敗をくよくよしててもしょうがないから、気持ち切り替えて 次行くぞ!
スカイダイビングの鉄則 ビーポジティブ(常に肯定的に)
さっきは普通の人が経験できないこと経験しちゃったぜ みんなより経験値が上だな
頭の中でぐちぐち考えていてもしょうがない
次を完璧にすればいい もし次に失敗したら笑ってごまかして 次を頑張ればいい
ステージ 9 2本目
今度は3000フィートから飛び出す
今度もグレッグお客さんと機内へ
グレッグ「完璧にな!」
どんなに遅くても2500フィートで開かなくてはいけないので、約5秒しかない
セスナ離陸して さっきより早くドアが開く
よっしゃ~ お先! とりゃ!!(グレッグとお客さんは12000フィートまで上昇)
空中姿勢 今度は回転なしで 完璧
パラシュート 開いて OK
ドロップゾーン確認 OK
今回ばかりは、ちょっと緊張しながら慎重に着地 OK
すべてパーフェクト
やったぜ
全部終わってから パラシュートのたたみ方
その他 器具の点検方法など教えてもらって
実際に何度かパラシュートをたたんでみる。
自分でたたんだパラシュートで飛ぶのはちょっと不安・・・
これで全部終わりかと思ったら、大量のマニュアルを渡されて、
「次回までに読んどくように」 とのこと
まだ テストがあるらしい
いやぁ なかなかすんなり取らせてもらえないですな